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パッケージエアコンとは?第3回

パッケージエアコンの電気代は高い?省エネモデルとコスト比較

「パッケージエアコンって業務用だから、電気代が高いのでは?」
「最新モデルは省エネって聞くけど、実際どのくらい違うの?」

今回は、パッケージエアコンの電気代について詳しく解説します。出力別の電気代の目安や、省エネモデルを選ぶメリット、節約のポイントも紹介します!


✅ パッケージエアコンの電気代の目安

パッケージエアコンの電気代は、**「馬力」「運転時間」「室温設定」「設置環境」**などによって大きく変わります。
ここでは、一般的なオフィスや店舗での使用例をもとに、目安を紹介します。

▼ 電気代の目安(冷房使用・1日8時間×月22日稼働の場合)

馬力(能力)使用面積目安月間電気代(概算)
2.5馬力(6.3kW)約40~50㎡約8,000〜12,000円
4.0馬力(10kW)約70~80㎡約13,000〜20,000円
5.0馬力(12.5kW)約90~100㎡約16,000〜24,000円
8.0馬力(20kW)約150㎡以上約25,000〜40,000円

※使用条件や気温によって変動します。
※三相200V電源の場合が多く、家庭用とは料金体系が異なります。


🌿 省エネモデルの特徴とメリット

近年のパッケージエアコンは、省エネ性能が大きく進化しています。
特に「インバーター搭載モデル」や「AI自動制御」などの最新機種は、従来型と比べて電気代が約20〜40%削減できるケースもあります。

✔ 省エネモデルの主な特徴

  • 室温や人の動きを感知し、自動で出力調整
  • 無駄な運転を抑える「エコ運転モード」搭載
  • 最新冷媒(R32など)による効率向上

💡 電気代を抑える5つの節電ポイント

  1. 室温設定は冷房28℃、暖房20℃を目安に
     → 1℃の違いで消費電力が約10%変わると言われています。
  2. フィルターは月1回以上掃除
     → ホコリ詰まりは効率を大きく下げます。
  3. 使用時間をタイマーで管理
     → 夜間や無人時の無駄な稼働を防止。
  4. エアコンの台数と配置を見直す
     → 複数台をフル稼働より、適正配置で効率アップ。
  5. 断熱対策(カーテン・ガラスフィルムなど)
     → 外気の影響を減らすことでエアコン負荷を軽減。

📊 電気代と導入コストのバランスを考える

確かに、最新の省エネ型パッケージエアコンは本体価格が高めですが、
毎月の電気代が大幅に下がることで、3〜5年で初期費用の元が取れるケースも多くあります。

特に、長時間稼働する飲食店・塾・クリニック・オフィスなどでは、ランニングコストを重視した導入がおすすめです。


🧾 節電+補助金でさらにお得に導入も!

環境省や自治体による業務用空調機の省エネ更新補助金制度もあります(※年によって内容変更あり)。
最新機種への入れ替えは、補助金対象となるケースもあるので、導入前にチェックしましょう。


まとめ:省エネモデルでランニングコストを賢く管理!

パッケージエアコンは確かに電気代がかかりますが、適切な機種選定・使い方・メンテナンスによって、
長期的に見れば非常に経済的かつ快適な空調設備です。

✅ この記事のポイント

  • 電気代は馬力・稼働時間・機種によって大きく変わる
  • 最新省エネモデルで最大40%の節電も可能
  • 補助金制度も活用して、導入コストを抑えよう!

▶ 次回予告

次回は「業務用エアコンの種類と選び方|パッケージエアコンはどう選ぶ?」をお届けします!
天井カセット型や壁掛け型など、各タイプの違いと選定ポイントを徹底解説します。


ご希望があれば、貴社の取扱商品・施工事例にあわせたオリジナルバージョンの執筆も可能です。ご要望があれば、お知らせください!ChatGPT に質問する

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