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パッケージエアコンとは?第4弾

業務用エアコンの種類と選び方|パッケージエアコンはどう選ぶ?

「天井カセット型?壁掛け型?どれがうちに合うの?」
「見た目も大事だし、機能も妥協したくない…」

パッケージエアコン(業務用エアコン)は種類が豊富で、設置場所や業種に応じた選定が重要です。
今回は、代表的なタイプ別の特徴と選び方を、実際の導入シーンに合わせて解説します!


✅ 業務用パッケージエアコンの代表的な5タイプ

1. 天井カセット型(4方向吹き出し)

最も一般的なタイプ。天井に埋め込んで4方向から風を送るため、広い空間でもムラなく快適に。

向いている場所:

  • 事務所・オフィス
  • 飲食店・クリニック・美容室
  • 天井に十分なスペースがある建物

メリット:

  • 見た目がスッキリ
  • 気流バランスが良く、快適性◎

2. 天井吊形(天吊り型)

天井に埋め込めない場合に使われる、天井に吊り下げて設置するタイプ

向いている場所:

  • 天井裏にスペースがない店舗
  • 倉庫・作業場などの中規模空間

メリット:

  • 工事が比較的簡単
  • 強力な送風で広い範囲をカバー

3. 壁掛け型

見た目や設置方法は家庭用に近いですが、業務用ならではの高出力・高耐久設計です。

向いている場所:

  • 小規模な店舗・個室
  • 美容院の個室ブース、学習塾など

メリット:

  • 施工費が安め
  • 壁面に取り付けるだけで工事が簡単

4. 床置型

床にそのまま設置するタイプで、配管工事が簡単なため仮設空間や高齢者施設などで人気

向いている場所:

  • 高天井の工場・体育館
  • 天井工事ができない場所

メリット:

  • メンテナンスがしやすい
  • 高さのある部屋でも届く強風力

5. ダクト型(ビルトイン)

室内機を天井裏に隠し、吹き出し口だけを見せるタイプ。美観にこだわる場所に最適。

向いている場所:

  • 高級飲食店・ホテル・ショールーム
  • 内装デザインにこだわる空間

メリット:

  • 見た目が非常にスッキリ
  • 複数の部屋に風を送れる設計も可能

🔍 パッケージエアコンの選び方【3つの軸】

① 【空間の広さ・天井高さ】

  • 高天井や広い空間なら「天吊形」や「床置型」
  • 標準的なオフィスなら「天井カセット型」

② 【建物の構造・制約】

  • 天井裏がない=天吊型 or 壁掛け型
  • 内装デザイン重視=ダクト型

③ 【用途・業種】

  • 飲食店・美容室: 天井カセット型(見た目と風の流れが重要)
  • 塾・医院: 壁掛け型(個室に最適)
  • 工場・倉庫: 床置型(設置が簡単で風力が強い)

📌 注意!選定を誤ると起きる3つの問題

  1. 冷暖房が効かない/風が届かない
  2. 室外機・室内機が設置できない(寸法・配管経路)
  3. 音や見た目に不満が出る(騒音・デザイン)

→ 導入前には必ず現地調査と**負荷計算(能力設計)**を行うのがベストです!


🧭 プロに相談しながら選ぶのが安心!

パッケージエアコンの選定には、経験と現場判断が重要です。
「広さは〇㎡だけど、窓が多い」「厨房からの熱がある」「レイアウトが特殊」など、現場によって最適解は異なります。

▶ 無料現地調査・見積り対応も可能!

当社では、用途・予算に合わせた最適な機種選定から施工・アフターサポートまで一括対応しています。お気軽にご相談ください!


✅ まとめ:業種・空間に合わせた選定がカギ!

  • 業務用エアコンには5つの主要タイプがある
  • 天井・壁・床など、設置スペースに合わせて選べる
  • 現場環境に合った選定で、省エネ・快適性アップ!

▶ 次回予告

次回は「パッケージエアコンの設置工事の流れ|施工前の準備と注意点」を詳しく解説!
初めて導入する方にも安心な、工事の手順や日数、よくあるトラブルと対策を紹介します

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